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私立見学

こちらには自閉症児専門を詠ういくつかの私立学校がある。
大体は義務教育のK-12th Gradeに職業訓練を含めたプラス4年間を網羅するところが多い。
このような私立学校は保護者が個人支払いで行かせるよりは、
学校区が学校区内の学校では補えないことを証明され、学校区の紹介で生徒が送られることが多い。
つまり学校区が私立学校の授業料を補って生徒を送る。トランスポーテーション(スクールバス)も学校区が出す。
このような学校に入れるために、保護者はアドボケートやSpecial Education専門弁護士を雇う。
学校区と訴訟を起こし、勝訴して子供を入学させる。

自閉症私立学校の魅力はなにか?
推奨する人たちは、公立学校の出来ない
少人数指導、自閉症対処の経験豊富なスタッフ、自閉症向けに考えられた最新療育を取り入れた個別カリキュラムなどを上げる。

私たち夫婦は近隣の自閉症向け私立学校を片っ端から訪問した。
まず電話連絡をしている時に、問題行動には他生徒への影響もあり、対処できないと断られる学校が出て来た。
自閉症児童で問題行動が顕著な生徒はめずらしくないのだが?

そして学校を見学してみる。
まずディレクターや校長と面接し、学校の方針やプログラムを聞く。
各々自閉症向けのABA、OT、ST、ソーシャルトレーニング、カウンセリングなど
好意的なプログラムを説明してくる。

そして構内案内。
私立学校は一般のオフィスビルを利用しているところが多い。
狭い印象。校庭もないところがほとんど。
塾か寺子屋って感じか。

実際のクラスを見せてもらう。
クラスは大体生徒3:先生1の割合。
カウンセリングは教育カウンセリング。
勉学がクラスで出来ない生徒を連れて来て1対1に近い方法で対応する。
ある学校のカウンセラーやスタッフはほとんど怒鳴りに近い呼びかけをしながら生徒を指導していた。
カリフォルニアスタンダード(学習要項)には対応している学校もあるが、現実はそうでない後退した授業を行っているところもある。
クラス編制はレベル別になっているところもあるが、
小規模な学校や人数不足の学年では混合、重度も高機能レベルも同じクラスで授業を受ける。

さて、問題行動が起きた場合の対処は?
OT部屋かQuiet Roomに入れるところが大半。
Quiet Roomとは、家具のない暴れても危険のない部屋である。そこで生徒の癇癪を押さえるのだが、
ある学校の指定部屋は窓も照明もない真っ暗な部屋だった。ここにいれられる生徒はそれだけでパニックが増すのではないか?(というか私でも入るのは恐怖だ。)
他の学校は、問題行動に対する生徒が出た場合に対応する余剰人員がいないという。
ある学校はクラス外(廊下)に生徒を出していた。スタッフはクラス内にいて他の生徒を指導しており、その生徒を監視していない。数十分経っても呼び戻されることもない。

果たして、これが本当に自閉症専門対処をしている学校といえるのか?
驚くのは、大方の保護者が、アドボケートや弁護士の薦めで一つの学校を見て、比較検討はしないで決定する。
それらはなんだかどこの学校にも受け入れて貰えない生徒を受け入れている
デイケア(一時預かり)のような印象だった。
実はこれだったら、我が学校区の問題行動対処施設とさほど変わりはない。
巨額を投じてこの学校に入学させる意味が私たちには見いだせなかった。

言いたいことは、噂や人の話だけで学校を選択してはいけないこと。
自分の目で見て納得しないといけない。
ディレクターの話だけでなく現場をみること。
ちょっとしたスタッフのやり取りを見れば、どんな対応を現場がとっているのかは一目瞭然。

一つ出色な学校があった。
そこは重度/高機能レベル別少人数指導を行い、
どんな問題児でも受け入れる最新自閉症療育研究機関で、
独自のやり方に自負が高い。
確かに人気が高いのも伺える。
そしてそこは一番授業料も高い。

この業界も、金とサービスは比例しているのだ。

弁護士を雇って入れるとトライアルの数ヶ月の授業料を自己負担して訴訟に入るから
保護者は○万ドルの前金が必要だ。勝訴すれば後に授業料は学校区から返金されるというが。

実は、各々の私立校にはその学校なじみのアドボケートや弁護士がいる。
最後の学校は最高値の弁護士を雇わないと勝訴できない。
ここでも金の癒着というか、金とサービスは比例している。

確かに最後の学校の方法は
小部屋で少人数指導、頻繁な肯定的対処法、さまざまな規律をもって指導し、
生徒を勉学させるべく絶対矯正する。
巨額を投じて入れるならばやはりこの学校なのだろう。
しかしガラス張りの小部屋で勉学させられている生徒の様子は、見ているだけでも、息が詰まる。

これは私たちの近隣の学校の私たち独自の感想である。
他のエリアの学校は違うだろうし、対象の子供によっても受け取り方は変わると思う。

現状の現場で解決する方法はまだないのか?
それが現時点での私たちの感想である。

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theme : 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞)
genre : 育児

comment

No title

やはりお金なのね。
私立のエジケーションは素晴らしい、が、高くて入れれない。

皆様、

v-209
ケースによって違いますが、うちの場合、金を積んでも納得いく所が見つからないってのは目も当てられません...

No title

とても興味深く読みました。
こちらの方では、療育機関の選択の余地がありません。
市からの補助が出る公立の療育機関があるだけでも、いいのかな~と思うほとです。

私的な療育として、例えばABAのトレーナーを個人で雇うには相当の費用がかかり、まず庶民には思うようになりません。しかもトレーナー自体の数も少ないですし、能力の差もあるのだろうと思います。難しいです。やっぱりお金.....ですがお金だけでも解決できない問題も多くありますね。

バニラビーンズさん、

v-209
アメリカでは州によって療育を提供する方法が異なります。ABAは州によって健康保険でカバーするところ、州の健康保険や一部負担でまかなうところなど様々です。我がCA州は州が委託するNPOのRegional Centerが全額負担している場合がほとんどですが、近年のバジェットカットにより段々制約が付いて来ています。こちらの健康保険会社はRCが出すので、保険会社は自閉症療育に保険を使うことを出し渋ってきました。RCは最終リソースなのでいい加減保険会社も負担しないとあかんです。
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Sandie Go

Author:Sandie Go
<Go一家>
渡米11年。USACA州在住。
<家族>
母:Sandie(筆者)
基本は専業主婦、時々フリーランスライター。自閉症児育児歴、16年。
父:Mandy
酒と本がないと生きていけない、自閉研究者。最近の趣味は子供と始めたバイオリンとゴルフ。
子供:K(男)
重度自閉症。16歳
子供:E(女)
高機能自閉症。10歳

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