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療育の進め方

読者の方からいくつか質問があったので
療育がこちらでどういう経由で進められるか、
州や機関によって詳細は異なりますが、
概略を説明します。

画が寂しいので、ペットショップの猫の写真を入れます。
これらは仕事先で借用したデジ一(イチ)で撮りました。やっぱ、出来が全然違う。
Cat_Black

1.検査
子供に療育サービスを受けさせたいと思ったとき、
まずは検査を依頼します。
療育の原則は、
サービスの前に必ず検査ありき!

最初の障害の診断を仰ぐ場合は
主治医からの紹介で発達小児科医へ(ここの診断は他機関へ絶対の効力を持つ)
学校教育の場合は学校区のSpecial Ed.部門へ
(学校区は診断名は出しませんが、IEP(個別指導案)が必要か補助的療育サービスが必要かを吟味します)
CA州は知的障害者向け福祉センター(Regional Center)にも専属心理学者がおり、検査を行い、自閉症の診断及び療育サービスが必要かどうかを吟味します。

個々の療育サービスならば、
学校ならばケースマネージャー(担任の先生)へ、
医療機関ならば主治医へ、
福祉センターはソーシャルワーカーへ
正式依頼は書面にて行ないます。

それに対して
検査を受諾すれば検査を受けられますが、
検査を拒否され不服な場合は
アピールを申し立てます。(アピールの詳細はコチラ
*アピールの説明を more...続きを読む に抜粋しましたのでご覧下さい。
そのために検査拒否も必ず書面でもらって下さい。

2. 検査結果と再検査
検査結果をもらったら、検査結果に目を通し、
その検査結果に納得がいかなければ(案外そういうことは多いのです)再検査を申し立てます。
再検査依頼は
同じ機関の別部門や別人に検査してもらう(学校区の場合)
他の外部機関を使って行なう(学校区の場合は学校区の負担で受ける権利あり。医療機関は自費で行なうかアピール)

特に検査結果の巻末の推奨Recommendation
を重視してください。
もしそこにサービスの必要がない、継続の場合は既存のゴールが全て(もしくは大方)達成された
という意味の文面があれば、
アピールしても勝てる可能性が低いです。
サービスが必要と記された新しい検査結果が必要です。

3. アピール
希望が叶わなかった場合はアピールの申し立てをします。(詳細説明はコチラ
最初のアピールはサービスを出すべき各機関にヒアリング(非公開公聴会)を行ないます。
どこも財政難の現在、ここで一度で勝てる可能性は残念ながら高くありません。
その場合は、再度同じところへアピールを行なうか、第3者機関へのアピール(もしくはヒアリング)が出来る場合はそちらへの申し立てをします。
CA州の一例では、
健康保険会社を通じて準医療サービスを出させる場合、その保険会社へのヒアリングを申し立てたが、却下されました。入会しているのはHMOという一番安い保険プランでしたが、そのHMOには訴訟サービスセンターがあり(コチラ)、そこに上告したところようやく受け入れられました。
ヒアリングや上告には個人的にアドボケートや弁護士を立てる必要も出て来るかもしれません。その場合は大方個人負担です。
そしてヒアリングで勝てずまだ戦いたい場合は、裁判へ上告です。

この時点で考えていただきたいのは、我が子や家族に最善の方法は何なのか?
どうしてもこの機関でないと受けられないサービスなのか、
例えば健康保険でサービスを受けたい場合、どうしてもこのエージェントでないといけないのか
他の使えるエージェントで代用できないのか、学校区や他の機関で同じようなサービスは出してもらえないのか
自分でアピールが立てられない場合、代理人(アドボケートや弁護士)を雇うが、その費用を上回り、奪回する価値のあるサービスなのか
自腹でそのサービスがなんとか払えないのか

アピールで覚悟していただきたいのは、
長期戦を強いられ、その間子供の療育も停滞する可能性もあります。
行なう親も時間と労力を強いられ、心身ともにまいります。
子供にとって自分にとって、果たして何が最善の方法なのかを客観的に考えてほしいと思います。

州によって、また各々のケースにより、対処は変わります。
各州や機関には障害者向け法的救済機関が設けられていると思います。
そういった機関はウェブサイトで情報を公開しています。
(CA州の場合はコチラ
こういったところは無料で法的情報を引き出したり、相談を受けることができます。
個々の相談はそういった専門家に相談してもらいたいと思います。

Cat_Orange

以上、大まかですが、私が皆さんにお伝えできるところを記しました。
参考になれば幸いです。


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Appealアピール(控訴)とは、
州の福祉機関や学校区からの
新しいサービスの導入拒否、サービスの継続中止などに同意できないとき、
障害者や保護者が法的に州の福祉機関や学校区に反論し控訴できる権利。
(逆に福祉機関や学校区が障害者/保護者に対してアピールを起こすこともある)

まず、ヒアリング(公聴会)要求の書類をセンター側に提出し、
1.Informal Meeting(公表されない内輪の会議)を福祉機関や学校区関係者と行なう。
それでも合意が見いだせない場合は、
2.Mediation(調停)仲裁者が介入した話し合い。
それでも合意できない場合は、
3.Fair Hearing(公聴会)となる。公聴会では審判が入る。
(相手側が1.2.を提示しない場合は3.ヒアリングに直接向かう場合もある)
しかし、Hearingはあくまでも正式な裁判ではない。これにも同意できずさらに戦う場合は裁判に上訴する。
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theme : 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞)
genre : 育児

comment

No title

検査を拒否されると、それだけケアが遅れちゃうから、Sandieさんがこうして細かく説明してくれるのって、ありがたいと思うわ。
同じような事で、お友達にの娘ちゃん、自閉症だって判断されるまで、検査をはじめてから2年かかったよ。

No title

デジカメ早速大活躍ね♪
ゴメン全然本文と関係ないコメントで。

皆様、

v-209
診断に2年かかったとは!幼児の2年の療育は影響も大きかろうに。こちらもどこも財政難、バジェットカットでサービスを渋り、会議、アピールばかりでね、辛い時代ですわ。皆さん、頑張りましょう。
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Sandie Go

Author:Sandie Go
<Go一家>
渡米11年。USACA州在住。
<家族>
母:Sandie(筆者)
基本は専業主婦、時々フリーランスライター。自閉症児育児歴、16年。
父:Mandy
酒と本がないと生きていけない、自閉研究者。最近の趣味は子供と始めたバイオリンとゴルフ。
子供:K(男)
重度自閉症。16歳
子供:E(女)
高機能自閉症。10歳

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